アジカン・ロンドンライブレポ

おはよう!!

アジカンを愛する私の友人ゆりあんに捧げるライブレポです。

 

私のツイッターTLではロンドナーのFFさんがめっちゃアジカン見に行ってて、君たちも行ったのかよ!現地でお話したかったですよ!!とビビりました。日本人コミュニティは狭いねぇ

ともながちゃんがチケット譲ってくれたんですけど、本当にもう彼女がいなかったらライブの存在も知らなかったし感謝しかないです。。。

 

まず場所が、、、ハコが小さすぎて、こんな至近距離でアジカンのライブ見れるなんて意味不明!£35のチケットでこんな多幸感溢れる体験、日本じゃ100000000%無理なので私には刺激が強すぎました。Camden Dingwallsという会場はキャパしょうみ500人弱で、名古屋クラブクアトロよりちょい狭い感じ。ゴッチはインスタで新宿Loftみたいって言ってたけど愛知県民には分かりません。どっちにしろ狭い箱でアジカン見れるのやばくない??????????

カムデンタウンのエリア初めて行ったんですけど治安悪くてイイ感じですね。喧嘩っ早いイカチィお兄さんたちがいっぱい。顔面ピアスタトゥーだらけのやばばの怖そうな人たちいっぱい。あの鋲のついたこぶしで殴られたら死にそう。

 

私はVIPチケットじゃなかったんでみんなより遅れて入場して、中に入れたのが19:30くらいだったんですけど、おしっこ我慢しまくってて気絶しそうでした。

そんで中入ってやっとトイレ行けて、クロークに荷物預けて手ぶら待機。

最初は後方でのんびり大人見してるか~って思ってたんですけどやっぱり感情抑えきれず客席中腹へ体をねじこんだところ、イギリス人のおじさんたちが「そこの小さいYOU!ぜんぜん見えないだろ!前行けよ!」って場所をどんどん譲ってくれて、なんと気づいたら最前列付近まで到達。待って、ゴッチが3メートル先に手の届くところまでワァァア(気絶②)身長低くてよかった(?)…ロンドンのやさしいおじさんたちありがとうございます。

アジカンデビュー当初はまさかメンバーがあんなに仕上がりのいいおじさんになるとは誰も想像してなかったのでは?ゴッチはいわずもがなですが健さんもいつのまにか星野源のような仕上がりになっていて、下手(しもて)側にいた私はぽわーんと見とれておりました。ぐおおお。ゴッチさあ、美しい造形のパーマと完璧な形のめがね、ひげの整え方も非の打ち所がなく、どうしてあんなに愛おしい顔なのだろう、顔が視界に入るたびに尊すぎて泣けました。小さくてモシャモシャだからハムちゃんみたい。

 

途中途中ゴッチが一生懸命英語でMCしてくれるんだけど、ギブアップして観客に「ごめんだれか訳して」って言ったの笑った。

ゴッチの英語MC意訳:

「昔オアシスのライブ映像をずっと何回も何回も見てたから、ロンドンでライブできるの本当に嬉しいです。でも彼らの曲を弾いてみて気づいたんだけど、すごくシンプルなコード進行だし、めっちゃ簡単にコピーできるんだよね、」的なこと言ってた?

そこでオアシスのWanderwallを1フレーズ。そのあとDon't look back in angerもやったよね?そんで会場が沸きに沸いて、全員で大合唱。たのしすぎるっっ

 

そんな次の曲は、オアシスに影響を受けた曲です、って言いたかったらしいゴッチ、「インスパイヤー、インスパイヤーで合ってる?」って確認したら客席から「合ってるよー!!Inspired by Oasis!!!」の声が出て、イギリス人たちも理解してうおー!!ってなって入った次の曲、迷子犬と雨のビート。この曲オアシス意識してたのか、ぜんぜん気づきませんでした。アジカンって迷子犬らへんから新時代に移っていった気がする。なんか雰囲気変えてきたなー!ってこの曲リリースされた当時感じてたなあ。

 

新しい曲も定番の古い曲もまんべんなくやってくれて、リライトとか遥か彼方までやってくれたのはイギリス人のみなさんへのサービスだろうな。新参古参、マニアからライトリスナーまで満足いくライブだったのではないか?大満足すぎて燃え尽きたよ。

本当に最初はただじっくりステージを傍観してるつもりだったんですが、最後はジャケット脱いでシャツも脱いで、ヒートテック1枚になってモッシュピットに混ざってました、息切れやばかったです。ライブキッズ(死語)だった中高生のときはもう少し大丈夫だったんだけど、28にもなると息の切れ方が初老のソレになってきて意識が白黒しました。わりと真剣に生命の危機を感じた。

許される会場だったらダイブしたかったしこらえきれず何度も前の人の肩に手をついてピョンピョンしてダイブの助走つけちゃったんだけど、誰もやってないから我慢した。理性~~!!!ああああ楽しかった。。。

 

ロンドンのお客さんとてもお行儀良いなと思いました。たとえば日本のフェスとかでアジカン見るときって、最前まで行くともう肋骨が折れそうなほどぎゅうぎゅうに押されて窒息しそうになるし、モッシュの勢いは強すぎて人を殴る勢いだし、ライブ行くといつも痣だらけになって帰ってきてたんだけどロンドンはめっちゃ前のほう行ってもパーソナルスペースをある程度確保していて動きやすかったし、暴れすぎる人がいなくてモッシュも安全だった。(名古屋の現場が危険なだけですか?爆)

 

君という花、ラッセーラッセー言えると気持ちいいじゃないですか、もうラッセーの間奏に入った瞬間にチャンス到来!と思って待ち構えてたんですけど、やっぱラッセー言えてたの日本人だけですね。ロンドナーにも広まってほしい、ラッセーの快感はすごいぞ。

 

アジカンってもう大きいホールライブばっかりだし、見たとしてもフェスでちらっと見るぐらいでワンマンなんて高校生以来(?)行ってないなーと思ったんですけど、このライブは本当に行けてよかった・・・。

こんなんでレポになんのかいって感じですけどまぁゆりあんしか読んでないと思うので大丈夫です。伝わった??うぷぷ

日本人も多かったけど、半分以上がイギリス人だったファンベースでもみんな日本語で大合唱してて、愛を感じて震えたね。もっと大きい箱でもできただろうけど、このキャパで見れたこと一生誇りに思う!!!!ありがとうーーー!!!

 


Setlist

1. ClockWork
2. Home Town
3. 暗号のワルツ
4. N2
5. サイレン
6. Easter
7. センスレス
8. スタンダード
9. サーカス
10. UCLA
11. 荒野を歩け
12. Whatever / Wonderwall
 (Oasis "Simple, but great" Jam)

13. 迷子犬と雨のビート
14. Re:Re: (Extended Intro) 
15. イエロー
16. リライト (Extended Bridge) 
17. 生者のマーチ
18. 今を生きて
19. 君という花
20. ボーイズ&ガールズ

Encore:
21. 海岸通り
22. Blood Circulator
23. 遥か彼方