アイルランド生活のおわり

なんかいろいろあったアイルランド生活も今月で終わってしまうんだなぁ。まったく実感ない。去年の7月、なんのプランもなく簡単な荷物と現金だけ握りしめてダブリンに来た。本当に現金しか持ってなかった。30万円ぐらい。みんな渡航前にクレジットカードとか国際キャッシュカードとかマネパカードとかちゃんと準備するでしょう。私かなりハードコアな方法でギリギリのお金だけ持って何の下調べもなくアイルランドに来たんだ。こんな野蛮なやつもいるんだ、、って思っていいから聞いておくれ。

 

 

まず日本では1月に会社を辞めて、7月の渡航までずいぶん時間があったけど飲んだり食ったり、自分もお金ないのに人に奢ったり飲ませたりひどい金の使い方をしたものだった。海外旅行も2回行ったし、国内もいろいろ飛んで、そしたら残ったのが30万ぽっち。その有り金を全部口座から引き出して、現金をバックパックに突っ込んで持ってきた。ウケる???

普通ワーホリに行く子は最低でも100万、余裕を持って200万、もっと持ってきてもいいぐらいなのに私はたった30万だけ握りしめて(文字通り)のこのこ日本からやってきました。

ダブリン空港についてその現金を全てユーロに両替。たったこれだけのお金で当分食いつなぐんですね〜って震えながら生きてました。

ついでに言うと、渡愛直後の宿泊地すら決めてなかった。ダブリンに着いてからグーグルマップで「最寄りの宿泊地」を検索してその足でキャリーケース引きずって受付で当日予約。あんまり好きじゃないホステルだったので何回か転々として、3つ目のホステルで安くて良いところを見つけて10日間ぐらい泊まった。

12人が雑多に寝泊まりする場所で、真上や真隣に半裸の男性が大いびきをかいて寝てるようなところだったけど、一番安い部屋だったので諦めて過ごした。

で、日本から持ってきたiPhoneが古い型でSIMカードを取り出せないタイプだったので、現地で携帯を調達しなきゃいけなくて Carphone Warhouseで「この店で一番安いスマホをください!!」といって80ユーロのクソクソクソクソスマホを購入。クソクソすぎるけど一年間これでなんとかやりくりしたからね、すごいよ

最初は友達もいないし土地勘も無いし、寂しすぎて吐くほど泣いていた。意味わかんねえなんでこんなとこ来てむさくるしいホステルで震えてなきゃいけねえんだクソーーーーーと思ってなんか悲しくて悔しくてホームシックもやばくてホステル暮らし中は常に泣いていた…

そうしてるうちに学校が始まって、ホストファミリーの家に移動。とてつもない豪邸でホステルとの差に唖然とした。ただしハズレだった。アイリッシュの家庭って過保護なんだなー。口うるさいマザー、門限も有り、ご飯もおいしくない、一緒にホームステイしてたブラジルちゃんの性格がクソで振り回される日々。1ヶ月間不自由が多くて疲れたけど、学校はめちゃくちゃ楽しくて本当にたくさん友達ができた。アトラス行ってたよ。学費高い学校だけあってめちゃくちゃちゃんとしてるし、ヨーロピアンが多くてみんなで旅行したりするの本当楽しかった

で、1ヶ月後 ホストファミリーの家を出なきゃいけなくなって新しく住む家を探すことになるんだけど、もうその時点でお金ほとんどなかった(^∇^)バイト探しと家探しをめちゃくちゃ頑張って、結果的にどっちもわりとすんなり見つかった。妥協したらすぐ見つかる。最初なんてどこでもいいと思って割り切った。

 

そして新しく住み始めた家は合計11人(こっそり違法で住みだした人を足して12人)の大所帯で、人が多すぎてお風呂の時間になるとタンクの水が切れて強制的に断水になったり、キッチン使いたいのにみんな使うから全然私の番が回ってこなかったり、人が多い分ハウスルールも多くて振り回されたり、同じ部屋の男の子に謎に好かれて家を出てからもストーキングされたり、結構ハードたった。もう人が多い家には絶対済まんぞ!!!と思って引っ越し。

でもお金なくてご飯食べずに我慢してたら、「また飯抜いたのか!これ食え!!!」って気にかけてくれる子が多くて食いっぱぐれずには済みました。

バイト始まって、安定したお給料が出てようやく底をついたお金が少しずつ補填されていく。飲食店なのでまかないで生きていけるし、エンゲル係数が限りなく低くなりました。

次にアマンダとルーカスとパウロが住んでたおうちに引っ越し。ボロの家だけど家賃が超安くて助かった。治安が悪かったのと、アマンダとルーカスが中国に行ってしまったのでもう嫌になってみんなで新しい家にまた移動。

パウロとブルーノの今の家へ。

バイトを辞めてプー太郎生活に戻る。

ホステル移動も入れたらダブリンで合計6回ぐらい引っ越ししています。

 

私は根暗な人見知りタイプなのでミートアップとかに行くのが恐怖で無理でした。先月一度連れてってもらったヤマモリのミートアップもイケイケな若者がたくさんいて雰囲気に酔ってしまった・・・それ以外のミートアップは行ったことないです。日本人の友達はツイッターを通して知り合った子ぐらいしか居ない。みんなたくさん友達がいていろいろ情報持っててすごいなぁと思う。

 

私のワーホリは特に目標もなくただ「アイルランドで生き抜いた」というだけのものであった。まさにサバイバルしたなぁ〜って実感。しかしこんな少ないお金でたまに旅行しながら文字通り生き抜いたのは無謀かつバカな挑戦だった。日本に帰るお金も無かった。笑

こんなに追い詰められた経済状況の人私以外聞いたことないですね。

 

ワーホリ情報をネットで調べると、だいたいこんなのが出てきます。

 

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現実逃避はやめろ!自分探しの旅は虚無!

 

まさに私です、

特に目的もなく 日本にいるのが嫌になって逃げるように海外に来ました。

 

だからヨーロッパ旅行をたくさん楽しんでる子や、語学学校にずっと通って勉強頑張ってる子、なにかの夢や目標に向かって努力してる子を横目に見て悶々とする日々、、ではあったけど、まぁ面白いこともいっぱいあったし、こんなやつがワーホリ来てもいいんじゃない?と思う。全然なんにも成し遂げてないだらりとした一年だったけど、嫌なことつらいことたくさん経験して精神的に屈強になった。生活の安定を約束されて言語に不自由もなかった日本での会社員生活に比べて、あまりにも不安定で苦しいばかりのワーホリ生活ではあったけど、今の方が精神衛生が良い。日本に住んでた時の方が格段に鬱っぽかった。家族と離れたことも関係してるかなぁ。

ツイッターやってると、ワーホリ行きたいけどどうしよう、、情報収集してます!みたい子がフォローしてくれることがあるんだけど、そんなもん悩んでるうちに30過ぎて申請できなくなるんだからさっさと来いよっておもう、来ちゃえばなんとかなる。ワーホリに来るのは若ければ若い方がいい。年をとると、なにをやってても若い子と比べてしまって躊躇したり卑屈になったりしてダメだ。人生80年のうちのたった一年なんだから迷わず来いよって思います。無理だったらすぐ帰ればいいし。楽しくなったらビザ更新してもいいし。

私はここで苦労した分なぞの自信がついて、今後の人生なんかうまくいけそうな気がしている、ずっといつ死ぬか考えてて30までに死にたいなって思ってたんだけど、もうすこし生きるか〜って思えるようになった。

 

いま好きな音楽を聴きながら書いてるから楽しくなっちゃって終着点が見えなくなりました。

踊ってばかりの国/君のために生きていくね

 

今日はイギリス行きのビザを窓口で申し込んできて、あとは審査を2,3週間待つことになってるんだけど、うまく通ったらイギリス行くし、審査落ちたら日本に帰る。

日本に帰ったら当分なにかバイトか派遣かして食いつなぐけどまたワーホリに行くつもりだ。

こんなに苦しいのになんでまた行きたくなるんだろうね。それ以上に楽しいこともたくさんあったけど、思い出すのはつらいことばかりです。笑

でも行ったことないところに行ってみたいし、見たことないものを見てみたい。その好奇心が止められない。また違う国に住みたい。知らないことを知りたい。会ったことない人に会いたい、世界中に散らばった友達にまた会いに行きたい。

意識高いわけではない。意識高かったらもっとブログにアフィ載せて稼いだり帰国後の仕事に繋がるようなコネを貪欲に探したりツイッターのプロフィールがうさんくさいスラッシュだらけになる。

意識低いワーホリばんざい!!!!目的のない旅ばんざい!!!!お金ない海外生活ばんざい!!!!!切り詰めながら苦しみながらでもちゃんと楽しんでいる!!!!!

強くなってまた帰ってくるぞ!!!!そしたらあそんでください、日本恋しいなあ。

 

おわり。

ビザ申請の苦しみを綴る

おはよう、朝5時です

たすけてくれ

イギリス就労ビザ(通称YMS)の申請でずっと苦しんでいる、もうダメだ、

こんな時間まで調べ物してたけどもう鬱憤が溜まり過ぎてどうしようもないので不眠のままブログを書き始めた

 

【YMSビザ申請の流れ】

⑴抽選に応募
⑵当選
⑶オンライン申請
⑷ビザ申請料金の支払い
⑸窓口申請日予約 ←今ここ
⑹窓口申請(書類持参) ←6月10日予定
⑺審査・受理
⑻YMSビザGET

 

 

⑴抽選に応募

⑵当選 1月半ば

抽選、年間1000人だけが当たるっていう狭き門のイギリス就労ビザYMSに当たってしまったわたし、浮かれてみんなに言いふらし歩いたがこのころの私は手続きの複雑さ厄介さを知るよしもない・・・。

 

⑶オンライン申請 3月半ば

3月30日までに申請料を支払うという期限が設けられていた。それまでに払わないと自動的に落選扱いになりまーす

ハイハイ簡単!と思って当選メールについてるリンクをクリック、手続きを進めようとするもエラーで一向に進まず。(visa4ukという名前のサイト)

いろいろ調べてみたらvisa4ukは今年から廃止になったらしい!!公式が案内してるメールに付いてるリンクなのに廃止されてるらしい!!!ふざけてる!!!!

「なんか、廃止されてるらしいよぉん」っていうフワッとした口コミでそれを知る訳が分からない状況。当選した人全員に案内メール出し直せよ!

このvisa4ukのエラーが訳分からなくて申請諦めた友人がいるのでまずこれが第一トラップだと思う。

YMSは最長2年間イギリスに滞在できるんだけど、たとえばたった1年しか滞在する気がなくてもなぜか保険料は必ず2年分700ユーロぐらい払わせられる。

→さらに意味不なことにvisa4ukの問い合わせ方法を調べると有料となっており、こんなもん誰が金払って問い合わせるかい!!とブチ切れた友人は全てを諦めて日本に帰りました。

 

で、私は廃止されてない方のサイト「Apply for a work visa」っていうので申請完了。

 

ここで第二の関門。

 

申請する時点で決めておかなきゃいけない情報が多すぎる。

 

・正確な渡英日(あとで修正ができない)

・渡英後の宿泊先(ホテルでもなんでもいいので泊まるところを予約して名前住所を記載)

・就職先(まだ仕事見つかってなくても希望の職種を記載)

・推定年収(まだ仕事見つかってなくても希望の職種の推定年収を調べて記載)YMSは就労ビザと謳っているので年収を調べて記載してない人は働く意思がないとみなされて入国拒否されるケースも有り

・過去10年間で訪れた全ての外国の国名、渡航時期、期間、渡航目的を記載(トランジットを含め、パスポートにスタンプすら押されていない国も記載審査するときに向こうのデータと正確に照合されるので丁寧に書く必要がある)

海外旅行行きまくってスタンプだらけの人は超苦労する最大関門。しかしこのめんどくさいアレコレを丁寧に書けるかどうかの性格もビザ審査に含まれているのでブチ切れたい思いをこらえて丁寧に繊細にミスなく漏れなく書類を作らねばならない。

・1890ポンド(日本円260,000円前後)を所持していることを証明するエビデンス

正直これが一番しんどくて日本からほぼ一文無しでやってきてバカ高い家賃払いながらただのウエイトレスで貯金するのがめちゃくそ至難の業だった。アホな挑戦であった。このお金が貯まるのを待ってたせいで申請が遅れていろいろギリギリになって死にました。自業自得だよよよーーーーンと!!!!!

 

他にもいろいろいろいろ書類作ったり書き込んだり追加資料足したりめんどくさいことを山ほどやります。

 

ただし修正が不可能で、登録を間違えたら最初からやり直し。

最後まで登録すると申請料金やイギリスの健康保険料なんかを払わせられるんですが、これが合計293+708ユーロ 日本円12万円ぐらい

で、間違えた!やり直そー!って思ったら返金処理をするんですがこれらのお金が返ってくるのが3ヶ月後とかで。何度もやり直してしまったらどんどん預金が減っていくんです。返ってくるけど超遅いからイギリス着いた直後めちゃくちゃ貧乏!!!!!!

修正しようと思えば出来るんですが、ワードソフトを使って自分できっちりした修正文書を作って添付、バーコードセパレーターを印刷して添付、直筆のサインと日付、などなどクソめんどくさいやばいです。しかもこの方法で修正できる箇所が限られており、渡英日やパスポートナンバーなど重要な部分を間違えたら必ずキャンセルして最初からやり直ししなきゃいけない

 

⑷ビザ申請料金の支払い 3月半ば

支払いました。3月30日が期限だったのでとりあえず支払って、あとから修正すればなんとかなると思ってました。

 

で、5月にバイトを逃げるように辞め、有り余った時間で「ずっと放置してたビザの申請、最後までやらなきゃな〜」と重い腰を上げた。

 

⑶のオンライン申請に戻る。6月初め

イギリスでの仕事探しを始めていて、就職エージェントから「来るなら早めがいいです、今いい企業いっぱい出てます」とか言われて焦って7月10日渡英予定だったものを6月26日に変更。

渡航日を変えてしまったのでこれは申請をキャンセルして返金処理を行いもう一度最初からやり直さねば!!

と思って何も考えずにキャンセルしました。

 

何も考えずにキャンセルしました!!!!

 

事前情報:3月までに申請料を払わないと自動的に落選扱いになります。

 

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3月過ぎてからキャンセルしました。

 

もう手遅れ!!!!!

イギリスさようなら!!!!!!!!

 

この事態に気づいたのが今日!今さら!!!

 

そんなこと気づかずに次なるステップに進んでいた昨日の自分。

 

⑸窓口申請日予約

アイルランドのイギリスビザセンターに予約を入れて、一生懸命書き綴った申請書類やパスポートやいろいろを提出するという工程です。

これの予約も厄介で、なぜか「プライムタイム」という枠があり、この時間帯に予約すると有料ですよ〜ー!!という罠があります。

その有料の時間帯を避けて予約を入れようとするともう最短で6月17日しか空いてない。

 

で私が考えてた渡英日が6月26日。

 

ビザ審査の結果はだいたい1ヶ月ぐらいかかるとか聞いたことがあるのでこれは確実に間に合わない。もうイギリス行きの航空券も現地のホステルも予約しちゃったんだが!!!

 

審査に1ヶ月もかかったらアイルランドに居続けなきゃいけないので次の家賃500ユーロ(7月1日払い)も払わなきゃいけない

 

詰んでる、お金もない時間もない

詰んでるんですねぇ何もかも

 

ギリギリなんとかいけるか?っていう枠組みをしてたせいでもう完全に今詰んでます

アー、ごめんなさい…ほんとに生きててごめんなさい…アーー死にたいよ〜ワーーーーイ

 

で、もうなけなしのお金をぶちこんで有料枠(プライムタイム)を予約。(80ユーロ、日本円1万円弱)←マジで糞、

予約日が10日ほど早まり、なんとかビザ発行間に合うか?予定通り渡英ギリ行けるんちゃうか???と思っていたところ、

 

 

さっき気づいた

「3月過ぎてからキャンセルしたからアウトなんじゃね?」に戻る。

 

 

いろいろお金なくなって踏んだり蹴ったり

キャンセルしたりしなかったり、有料枠を予約しちゃったり、いろいろ

お金ガンガン減って、もうダメだ死んだ詰んだ終わったイギリス死ね爆発しろたのむ

 

以上わたしの胸糞悪い状況説明でした。

 

死にてえ!

私が必死にイギリスビザのために働いてきた時間とお金一体なんだったの?、!??!!?!?

 

 

一応ビザセンター予約した日には行ってみますけどね、もう確実に無理だろうね。諦めてますわ。いろいろ頑張ったんだけどな。

 

田舎帰ってタピオカ飲むわ・・・。

TAYTO PARKたのしい

ダブリンを北に向かって1時間くらいバスで行ったところにある遊園地TAYTO PARKに行ってきた。

(仕事辞めて沈んでるわたしを同僚がめちゃくちゃ励ましてくれて、突然遊園地に行くことになったのです。)

 

うまくいけばバス一本で行けるが私たちは予定していたバスを2度も間違えて乗り過ごし、10時到着予定だったのに12時過ぎに到着したのであった。あははは

 

この時期TAYTO PARKはシーズンオフなので夏本番よりは安く入場できますが、バスの本数が少なくて交通の便がとても悪いので気をつけて下さい。一本逃すとすごい待ち時間がある上にめちゃくちゃ寒くて震えて待つことになるので…

 

 

そもそもタイトーっていうのはポテトチップスの会社で、アイリッシュはこの国産ブランドを誇りにすら思ってるらしいです。

 

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こんなパッケージのポテチがどんなコンビニ・スーパー行っても売っています。

 

そんなタイトー社の遊園地タイトーパーク、

 

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そこかしこにMr. Taytoがいました。

 

でもよく見るとポケモンとかも無造作に居ます

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「5Dシアター」っていうアトラクションがあって、3Dメガネをかけて見るやつなんですけど、それのアニメーションも謎にロードランナーでした

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ちなみにこのアトラクション、後半畳み掛けるようにしてめちゃくちゃ顔に水かけられます。結構ずぶ濡れになって若干イラつきました笑

 

その前に乗ったアトラクションが思いっきりスプラッシュする系のやつだったので2連続で水を浴びて寒くて大変でしたねぇ

 

レインコート持ってる方は絶対持ってきた方がいいです!タオルも!

 

 

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ナガシマのホワイトサイクロンみたいなジェットコースターありました。

めちゃくちゃ木製でガタガタ揺れて半端ないです。首ちょっと痛くなるし若干酔います。

 

 

 

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体を動かす系のアトラクションも多くて、ボルダリングとか綱渡りみたいなやつやりました、、、

 

こういう運動が超嫌いでできれば避けたかったんですが、多分ここで挑戦しないと一生やらないだろうなと思ってやってみました。

 

そしたら2,3手しか動けずすぐに腕のパワーがなくなってギブアップ。何回かトライしましたがそれ以上上に行けず。

速攻で諦めて友達の撮影に回りました!

 

いつもジムで鍛えてるスペイン人のルームメイトはほぼ一番上まで行けててすごかったですわ。日頃の鍛え方の違いが顕著に出ました笑

 

 

もう一つはスカイウォークっていうアトラクションで、体に命綱をつけられてレベル1〜3の高さのいろんか綱渡り形式のルートを歩くかんじのやつ。下から見てると「こんなん余裕〜〜!!」ってかんじなんですが、いざ上に立ってみると思ったより高さがあって足が動かず、レベル2に挑戦するつもりだったのに土壇場で1に変更してしまいました、、

 

みんなレベル2〜3をスイスイ行ってる中で私だけ高所恐怖症すぎてみんなの倍くらい時間をかけて1をクリアしました、、なんとか最後までいけたけど本気で怖くて泣けてきて情けなかったですな

 

ジェットコースターみたいにあっという間に終わるやつは爽快で好きなんですが、自分の足で進まなきゃいけないアトラクションは本気で無理だった…

でもいい経験になったな、、

 

 

そのあとはパークに併設されているポテチ工場見学。シーズンオフだからかラインは動いておらず、実際にポテチが作られてる様子は見れなかったです。

 

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顔はめパネルとかフォトジェニックなポイントが適度にあります

 

 

 

 

 

そのあとは併設されてる動物園へ

 

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ライオンとかいるしわりとしっかりした動物園でした!

パークも清潔で動物ものびのびしてた

 

 

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パークのマップ!わりと広くないですか?

アトラクションも多いし開園から閉園まで居てもしっかり楽しめると思います

わたしたちは12時過ぎに着いたけど全然並ばなかったのでスイスイいけてほぼ全域回れました。絶叫系も全部乗れた。

 

 

 

最後におみやげやさんで買ったもの

 

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Mr. Taytoのコップとトランプとピンバッヂ

私はトランプ集めをしてるので特別な場所に行ってトランプが売ってたら必ず買いますo(^▽^)o

 

アイルランドならではのグッズが買えて満足しました。

 

 


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閉園の際にはゲートで一人一人にタイトーのポテチが配られました。

 

お得感があってうれしかったです(⌒▽⌒)

 

 

これから夏本番、よかったらみなさんもタイトーパーク行ってみてください!(回し者ではない)

はじめて有給をとった

今のバイト始めてから有給を取れることを最近まで知らなくて、はじめて一週間も休みをとってみた。あと2週間ほど残された有給、使い切れる気がしない。使わせてもらえるのかもよくわからない。。。モヤモヤする

特に旅行するわけでもなく、部屋の掃除をしたりゲームをしたり映画を見たり、いつも以上にのんびりしてやりたいことやってぬるりと終わっていく予定です。

今度ダブリンのわたしの好きなお店特集でも書こうかなと思います。今日は特に書くこと決まってないけどとりあえず今思い浮かんだことをてきとうに書こう

 

1. ルームメイトの話

私はダブリンに来てからめちゃくちゃ引越しをしている。ほとんど失敗続きで、家賃高いのにクソみたいな家ばかり引いて苦しんできたけど今の家は本当に幸せ。いい立地、いいルームメイト、いい部屋。家賃は500で高いっちゃ高いけど環境が良いからこれぐらいなら許す。

前住んでた家はルームメイトが合わなくてイライラすることが多かったけど、いま住んでるのはもともと友達のパウロとブルーノだし、もう一人のスペイン人は日本人の彼女さんがいて日本好きで優しくてまったりしてる人なのでとても素晴らしい。たまにうるさい友達連れてくるけどまぁたまにならいい。

食器を片付けてくれないとか洗濯物干さずにずっと入れっぱなしとか小さいストレスはあるけど、ルームメイトたちの人間性が好きなので私は「仕方ないな〜」と思いながらも彼らが残した汚れた皿を勝手に洗ってあげたりしている。好きな友達のお世話をするのは苦にならない。今まで「私ばっかり損している!!」と思ってイライラすることが多かったけど、それはルームメイトが嫌いだったからだろう。嫌いっていう感情がないだけでやってることは同じでもこんなに心穏やかに過ごせるという気づき。

 

2. 同僚の話

むっちゃうれしいことあったから書こうと思って。

バイト先で 姉妹店みたいな別店舗があって、そっちでマネージャーやってる子と「私が辞めた後の次のマネージャーどうする?」って話をしてて。いろいろ話し合った結果、その子が2店舗掛け持ちすることになりそうなんだけど、そうなるとその子がうちの店舗のシステムとか働き方を知らなきゃいけないから こっちでも働き慣れといた方がいいね〜て話してて。「朝番なら私が教えられるけど、夜番は一番先輩の子から教わった方がいいよね。韓国人同士でやりやすいでしょ。」って言ったら、私はミキに教わりたい!ミキといる方がリラックスできる。って言われてめちゃくちゃ嬉しかった笑

もう一人の韓国人先輩も優しいは優しいんだけど、いろいろ思うところがあって 二人でその子の話してたら盛り上がって楽しかった(身内ネタなので割愛)

 

3. アメリカの時の話(オチのない自分語りです。)

私は中3〜高2半ばぐらいまでアメリカに住んでたんだけど、当時現地で知り合った日本人の友達はみんな一流の大学を出て有名大企業でバリバリ働いて、同じようなエリートの同年代とサクサク結婚して子供をうんで幸せそうな写真をフェイスブックに載せている。

私とはなぜこんなにも違っているんだろうって考えたらやっぱり両親の教育方針の違いだと思う。アメリカで会った日本人の子たちは、平日は現地校に通って土曜は日本語補習校に通って、さらに放課後 塾にも通って休みなくガリガリ勉強してるイメージがある。私は塾には行ったことがないし、勉強が本気で嫌いで学校もサボりがちだった。母親は日本に残ってたし、アメリカでは父と二人暮らしだったので特にガミガミ勉強しろとか言われることもなく、引きこもってインターネットばかりしているオタクだった。

成績が悪くても気にしなかったし、英語もそんなに伸びなかった。日本に帰ってからも、帰国子女なら特に厳しい試験もなく簡単に入れる国際高校に編入して、そこでもテスト週間すらろくに勉強せず、とりあえず卒業できればなんでもいいやって感じのてきとうな生活をしてた。

親はとりあえず進学しとけって言ってたのでなんとなく幼稚園の先生になりたくてそういう専門の学校行こうとしたら、薄給でキツイだけの仕事だからやめとけって言われて文系の短大に行った。

短大は女の子しかいなくて天国みたいに楽しくて あっという間の二年間で、そこでもろくに勉強しなかったけど英語科だったから特に苦労なく卒業できて、就職するのがだるくて四大に編入した。

四大で詰んだ。急に男女共学のキャンパス。格段に難しくなる講義。ドイツ語専攻だったんですけど、ドイ科ってなんとなく暗い人ばっかりで。笑

その集団の中で輪をかけて暗かった。なんか鬱になって、人生で一番死にたかった時だったな。その時からこのブログやってるから、昔の記事読むと暗すぎてまた死にたくなる。ほとんど死にたいしか書いてないし、もうだいぶ消しちゃったけど

ずっとちゃらんぽらんだったし、人生で一番打ち込んできた・頑張ったこともなくて、就活で語る材料もなく、失敗続きで落ちに落ちた。そういうときSNS見ると、エリートの友達がまぶしい生活送っててさらに希死念慮が増幅されるよね。

せっかく海外生活してたのに英語もそこまでできないんだよな。親のせいにしてはいけないが、うちの親は二人とも大学を出ていない。学は無いけど一生懸命働いて私を大学まで出してくれた。それだけでも感謝するべきだろう。。。家族とはあまりうまくいってないけど、いつかまともな職についてどこかに根を下ろして落ち着いたら、これまで苦労をかけた恩返しはしたい。お金ぽんと出して旅行連れて行くとか、、いつになるか分からないけどなぁ。

 

うん、、エリートの友達の近況を見て落ち込むこともあるけど、そういうもんだよな。生まれ落ちた環境も違うし、自分の潜在能力もこんなもんだ。たまたま高校時代同じ時間を過ごして、その時は親友!!とかいって遊んでた子たちでも今は住む世界がこんなにも違くて。一度だけ名古屋に来てくれて再会したことがあるんだけど、当時と同じテンションでは会えなかった。もう波長が変わってて あのときの黄金のバイブスは生まれなかった。笑

学生の頃の友達ってほんとに長続きしないな。今も友達でいてくれる人、3人ぐらいしか思いつかないけどありがとう。

私みたいなくすぶってるやつを下に見て安心してくれ。君はいくらか上のステージにいて、とてもまぶしいよ。

お誕生日がきた

ダブリンで28回目の誕生日を迎えました。

誰にも誕生日言ってなかったのに同僚やシェアメイトからお祝いしてもらえてふしぎ。みんなフェイスブックとかから知ったのかな。文明の利器ありがとう😭

 

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私は自己肯定感がマイナス2億ぐらいなので、ただ生きてるだけでこんなにおめでとうって言ってもらえるのがとても恐れ多くて震えます。

とにかく自信がない。ブスで根暗で取り柄のない自分の生きてる意味が分からなくて、長生きしたらおこがましいからなるべく早く自殺します、本当に生きてて申し訳ありませんという後ろ向きな感情を提げつつ死ぬこともままならないまま結局だらだら生きている。

なにか幸せなことが起こっても一瞬で現実に引き戻されて、いつになってもどうやっても心が満たされることがない。

本当は自分は恵まれている方だとは思う。それなのにまだ自分は底辺のゴミクズでこれ以上生きてる意味がないとかずっと同じことを考えてる。どうしたら満たされるのかわからない。おいしいものを食べてもいろんな国を旅しても私のことを好きだと言ってくれる人がいても、なぜずっと満たされないんだろう。

「贅沢言い過ぎじゃない?高望みしすぎだよ。」って言われたことがある。大学まで出て、いっぱしの会社で働いて、いいところで辞めて自分の好きなように海外に来て暮らしている。これ以上なにを望むんだ? 自分でもそう思う。多分ずっと憂鬱だし、突然顔が石原さとみになったとしても「佐々木希の方がよかった」とか言うんだと思う。

死にたいって言い続けてまだ死んでないのも、多分どこか自分のことが可愛くて今後の人生を諦めきれていないからだろう。まったく認めたくはないが、今の今まで生き続けている時点できっとそうなんだと思う。

 

いま自分の家のリビングの椅子に座ってこれを書いてるんだけど、机にめちゃくちゃいっぱいアリがいることに気づいた。超やばい、アリ本当にきらい・・・・・・

日本の家でもアリに悩んでたのにここでもか。アリ倒します。誕生日お祝いしてくれたみなさんありがとう。いい歳して誕生日のお祝いなんてと思ってたけど本当にうれしい。みんなのお誕生日も積極的に祝いたいと思いました。アリで締めてすみません。ありがとうございました。(駄洒落ではない)

ブラジルのこわい話

今日は友達といろんな話をしたのでぜんぶざっくり書き残しておこうと思う。

 

・電車で座ったとき隣のおばあちゃんが読んでた本の背表紙にDaisaku Ikedaって書いてあって泣きたくなった(ブラジルでも根強いんだね)

・ブラジル人は基本的に英語めっちゃ苦手な人が多いので友達と英語で話してるとすごい浮く。ジロジロ好奇の目で見られる

・ブラジルの治安やべえ。ガンガンスマホ盗られそうになる。友達は常に「あのチャリの男やばそうだからちゃんと見てて。」「さっきの男明らかに私に変な近寄り方してきたからポケットとか気をつけて。」って感じで怪しい人を見る目が備わっててすごい

・ブラジル人はだいたい人に襲われた経験がある。クスリでラリった人がナイフや銃を突きつけてお金とスマホ出せ、出したら振り向かずにすぐどっかいけ、って脅して来るのがだいたいの手口らしい。みんな淡々と話すけどめちゃくちゃこええ。

・街の物乞いがアグレッシブ。ダブリンなんて平和な方だった。ハイウェイみたいなところの入り口でもガンガン歩いて車の窓を叩いてお金くださいって言ってくる。まずいお菓子を押し売りしてお金もらおうとしたり。電車の中で赤ん坊抱いて生活に困ってる感出して金乞いしたり。軽いコスプレしてアピールしながら金乞いしたり。めちゃくちゃなんでもあり

・みんな自由そうに見えるけどブラジルでも見た目にうるさい人が多いらしい。大学生が真っ赤なリップして奇抜な見た目してると「おまえ大学に何しに来てんだ?まじめに勉強してる奴らに失礼だろ、ちゃんとしろ」とか言われるらしい。日本ほどギチギチじゃないけど少なからずうるさい人はいるんだね

 

こっからはこわい話。

・日本とスペインのハーフの友達が昔日本に住んでたんだけど、お金がなくて人からもらった日本人形をおもちゃにして遊んでたらしい。朝目が覚めて、なんとなく笑い声がするので日本人形のある棚を見たら、口が思いっきり開いて笑ってる人形を見つけたらしい、その子の弟も目が覚めて「この笑い声なに?」って聞いてきたから、その子は弟の口を塞いで「これは嘘、こんなの現実じゃない、なにも見てない、大丈夫、静かにしてて、」って言い聞かせて2人で目をつぶってなにも見てないことにしたらしい。それ以来友達は人形が怖くてたまらなくなって、その人形も両親に捨ててほしいって頼んだんだけど、親は捨てるなんてもったいないと言ってその子の言うことも信じてくれなくて、未だにどこかに保存してあるらしい。どこにあるかなんて聞きたくないしもし見つけたら絶対に燃やしたい、今思い出しても鳥肌が立つ、弟も同じ記憶を持ってるから絶対に現実にあった出来事だって言ってて私も怖すぎて震えた

・その子の身に起こった別の話。ブラジル・サンパウロで家に帰るバスを待ってたところ、全身ゴムみたいな黒いスーツに身を包んだ男が現れた。肌も顔もぜんぶゴムで覆われていて、最初はコスプレか何かかな?と思ったらしい。帽子もかぶっていて、本当に全身なにも見えない。なんだろ?って思ってたらその人がその子に気づいて顔を向けてきた。そしたらその子はめちゃくちゃな悪寒と一気に吐き気を催して、その場にいたらいけない、この人はめちゃくちゃヤバイ人だってことをなんとなく察したらしい。どうしよう、と思ってたらだんだんその男が近づいてきて、手を振ってきた。知り合いかもしれないな?とか一瞬考えたらその横を女の人が通り過ぎた。そしてゴム男の体をすり抜けて歩いていったらしい。ゴム男は誰にも見えてなくて、その存在に気づいてたのは自分だけだった。意味が分からなくて呆然としてたら男は消えて、バスが来たので普通に家に帰ったらしい。どっと疲れてその日はなにもできずにすぐに眠りについたって、訳わからんがめちゃくちゃ怖いですね

・さらにその子の話。サンパウロのバスは、ドライバーと乗車賃を受け取る人の2人組が常駐している。その子の家はバスの終着点で、降りる頃には乗客が誰もいなくなっていた。終点で普通に降りようとしたら、ドライバーがドアを開けてくれない。不思議に思っていたら、乗車賃の管理をする方のスタッフがその子に襲いかかってきて、抱きしめてキスをしたりしようとしてきた。スタッフ2人ともグルで、その子にいたずらしようと口裏を合わせていたらしい。窓をバンバン叩いたり叫んだりしてなんとか逃げられたらしいけど、バスの運転手みたいな安全そうな人たちにまでそんなことをされる世界。それがブラジル

 

その子は法学部でまだ大学に通ってるんだけど、世界の凶悪な犯罪とかいろいろ勉強してて、その話を聞いてるだけで鳥肌が立って、でも興味深くて次々に聞いてしまった。

日本のサイコパスっぽい犯罪知ってる?たぶん検索したらいっぱい出てくるけど、「ネバダたん」事件 これは佐世保の小学生が友達とかくれんぼしようって言って、目隠しをして、そのまま首を切りつけて殺した事件。殺した友達を放置して、血だらけのシャツのまま何事もなかったようにクラスに戻ったらしい。わたしこの事件初めて知ったんだけど、ネバダたんはもう釈放されてて今も日本にいるらしい。サイコパス小学生を塀の外に出す日本やばい。

 

そんなこと話してたらちょうどテレビでブラジルの凶悪事件が報道されてたんだけど、日本の報道との違いを発見したよ。

ブラジルはなんでもかんでも本当の映像を流す。

アプリで知り合った男にタコ殴りにされて顔がぐちゃぐちゃになった女性の事件があって。その女性の顔も、血まみれの部屋もぜんぶテレビで流れてきた。日本だったら検証映像みたいなCGの映像とかは流れるけど本物は流さないでしょう。ブラジルはぜんぶガチだった。モザイクも無いし。視聴者を怖がらせて犯罪抑止させる意味合いと、視聴率をあげたいだけっていう意見もある

 

こんな話ばっかりしてた今日でした。こわすぎて寝れねえ。

SUSHI GO

今日のバイトは楽しかった。バイトが楽しいと思える日が来るとは思っていなかった。

店で一番長く勤めている韓国人の女の子ソヨンが今月末で辞めてしまうらしい。私に一番厳しく指導してきて、ずっと密かに恐れていた人だった。ほんの小さな汚れも些細なミスも見逃さず、私に漏れなく注意してくる。何度ミスしても覚えられなくて本当に何度も何度も怒られて私もソヨンもお互いにイライラしてたと思う。

今日はそんな彼女と二人だけのシフトだったんだけど、この寒さのせいかお客さんが本当に少なくて暇で暇でしょうがなかった。やることもないし他愛のないお話をだらだらしました。

ソヨン「最近もう疲れちゃったんだよね。アイルランドで一年過ごしたけど、英語の勉強もこの仕事も人間関係も全部めんどくさくなっちゃって。こないだ学生ビザに切り替えてもう8ヶ月更新しちゃったけど、韓国帰ればよかったって後悔してる。」

私「あー気持ち分かるよ。私はまだ半年しかいないけどすでに同じようなこと思ってる。仕事やめたいとか思ったことある?」

ソヨン「え、きいてないの?私今月で辞めるよ。」

おおおおおおお?!、、、

ソヨン「あと、エレン(ソヨンの次に長く勤めてる台湾人)も辞めるよ。」

おおおおおおおお???!!!!???!

誰も教えてくれなかった!!!

みんな辞めるとき私になにも言わないんだよな。辞めるよ〜って言わずに消えてった子が既に二人。この子も私が聞かなかったら勝手に消えていったに違いない・・・。

で、もうソヨン辞めちゃうんだ〜と思ったら急になんでも話したくなってきて、今日はおしゃべりが捗りました。

ソヨンは日本の文化が大好きで何度も日本に行ったことがあります。日本のレコード屋に通って店のおじさんと仲良くなっていろいろバンドを教わったらしい。一番好きなバンドはRadiohead!日本のなら、はっぴいえんど細野晴臣フィッシュマンズ!ネバーヤングビーチ! 好きな小説家、太宰治夏目漱石! 好きな映画監督、是枝裕和岩井俊二犬童一心

日本のサブカル女子と変わらない趣味してますね。

私と趣味がだだ被りなんですが、さらに彼女と私の似ているのは家族が好きじゃないというところと友達が少ないところ。アイルランドに来てから家族や友達と一度も電話をしたことがない。友達だと呼べる人は一人しかいない(その子とすらも電話はしてない)。親が離婚している(私の家は家庭内別居状態)。オタクっぽくて暗い人が好き。

共通点がいっぱいあるねと笑いながら店終いの時間になり、店内BGMのSpotifyプレイリストを止めて、あと30分は自分たちの好きな音楽をかけようと話した。ソヨンに「おすすめのバンドを教えます」と言って私が選んだのはゲートボーラーズと透明雑誌。どっちも超いいね!やっぱりミキはセンスが良い、って言われて嬉しかった。

家庭環境とか なんでアイルランドにきたのかとか、実は日本で整形したとか、舌ピアスがふさがったこととか、好きな映画や音楽の話とか、ダブリンでおすすめのレストランとか、爆音で自分の好きな音楽を聴きながら雑談する時間が楽しかった。もう辞めちゃう寸前でこんなに仲良くなるなんて。ソヨンにもっと日本のバンド教えてあげたかったな。

前は仕事をなんとか時間内にすべて終わらせることが精一杯で余裕など無かったけど、今はこんなに会話しながらテキパキ働けるようになって、本当に成長したねって言われた。

なんか夢とかあるの?って聞かれて、なんとなく30歳までに死にたいと思っているとかそんな話までした。「太宰治みたいだね。君みたいな暗い人好き」って言われた。

最初の印象が最悪な人ほど後からとても仲良くなるパターンは多い。彼女がその良い例で、本当にこわくて一番苦手だったのに今さら仲良くなってしまった。今月末で辞めちゃうのに仲良くなんてならないでよ。私は君のことがずっと苦手だったのに。

厳しく注意されていた時はずっと煩わしく思っていた。なんでこんなに細かいことを何度も何度も注意してくるんだろうとか、言われなくても今からやろうと思ってたのに!とか、お母さんに怒られる子供みたいな気持ちで反発していた。

今はもう感謝の気持ちすらある。笑

ずっと諦めずに正してくれてありがとう。

ソヨンが教えてくれたことは新しく入ってきた女の子に引き継ぎます。

 

ビザの関係で数ヶ月ごとにばらばらと辞めては次々に新しい人が入ってくるのでマネージャーも大変だと思う。そんな中でソヨンに出会えてよかったです。

友達ができてもみんなすぐに帰国したり遠くに行ったりしてしまう。海外にいると一期一会ばかりで友達作るのも疲れてしまうけど、韓国と日本ならいつかまた会えるでしょう。

でも私たちの性格なら多分もう会わないね。ってお互いに思っていそうだけど。ソヨンありがとう。あなたは良い先輩でした。