シビアなバイトの話

さんざんわめいていたバイトの件、なんか受かってました。

ダブリンに何店舗かあるチェーン店で、一番家から遠いテンプルバーエリアに配属されました。。。受かっただけありがたいですが!

 

今は月〜金の11:30-14:30で固定でシフトを入れられています。慣れてきたらもっと増やしてくれるっぽいです、

 

私よりも英語が下手な韓国人の女の子たちに命令されてへこへこ働いています、絶対に素早く仕事を覚えて店で一番の働き者になりたい 誰よりも色んな仕事を任されるようになりたい

 

韓国人の女の子たちは自分に自信がある子が多くて気が強い。すごいイラつく言い方されるけど、英語が下手だから優しい言い方を知らないのか、ふつうに性格が横柄なのかよく分からない とりあえずがんばる 笑顔で 誰も傷つけないようにしたい

 

 

それまではお掃除屋さんとインドのビリヤニ屋バイトで食いつないでいたんですが、きょうはお掃除バイトの話をする。

 

おそうじバイトってなに?って思うじゃないですか、めっちゃ詳細に語りますね

 

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このアプリ「Helping Partner」ってやつです。お掃除してほしい家とお仕事探してる人をマッチングしてくれるアプリ。

アンドロイドしか対応しないけど、パソコンでウェブサイトひらけば同様に使えるのでiOSユーザーでも大丈夫です

 

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自分の写真と売り込み文句を書きます

掃除を経験していた旨を書くといいです

私は学生時代にコンビニと居酒屋で働いていて掃除は慣れてるよ!(本当は慣れてないけど)って書いてました

 

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何曜日の何時なら空いてますっていう情報を入れます

そしたらお客さんの希望時間とマッチした時に自分が表示されるんだとおもう

 

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こんなかんじの画面でね

新しいオファーが来たりお客さんからメッセージが来たら通知がくるよ

 

ちなみにアイルランドの銀行口座が必要です

私はまだ口座を持っていないので友達に借りています笑

 

「先週働いた分が振り込まれたので40ユーロちょうだい!」とかいちいち言ってもらってます ハハハ

 

 

で、実際にオファーをもらったら

 

(1)相手の住所と日付と時間を確認

自分の家から遠すぎると、行って帰って3時間かかるのにたった2時間だけ働く?!?!

みたいなことが起きます 気をつけて

何件もオファーが来ると、ダブルブッキングとかありがちなので確実に時間帯も確認

 

(2)承認するか拒否するか選ぶ

時間も場所もオッケー!→承認

むりむり〜!→拒否

拒否しても別に相手は他の人を選び直すだけだしそんなに悩まなくてもいい

 

(3)予約が取れたらメッセージを送信

当日までなんのやり取りもないと不安です!

「はじめまして日本人の○○です!なにか持って行った方がいいものはありますか?事前に知っておいた方がいいことがあったら教えてね、では当日よろしく〜」とか言います私はいつも(丁寧語で)

 

(3)現場に赴く

一人で知らない人の家に突入します!マジでこわいです。良い人に当たるかもわからないし、めちゃくちゃ広い家を一人でたった3時間で全部綺麗にしろとか言われることもあります、猫アレルギーなのに猫がたくさんいてヤバイこともあります

だいたい掃除に使う道具や薬品はそのお宅のものを貸してもらいます

だから予約時間より10分は早めに着いて、メモを取りながらなにがどこにあるのか聞いて、どこを掃除して欲しいのか、何を重点的に綺麗にして欲しいのか必ず確認します

 

時間配分を考えて動くのがほんとうに大変!なにせ当日来るまでどんな家なのかほんとうにわからないから

 

私は死ぬほど掃除が嫌いで実家ではまったくやったことない、自分の部屋は常に足の踏み場もない汚さだったのだけどこっちにきて鍛えられました

 

アイルランドの家のバスルームは透明のガラスで仕切られた個室です、排水口に詰まってる髪の毛を取り除いたり、ガラスをピカピカに磨きます

トイレもごしごし洗って、薬品で磨きます

床はモップがけしてつるつるにする

キッチンも汚れたお皿をがんがん洗う 食洗機があったら突っ込みまくる

コンロ、電子レンジ、オーブンの中まで拭く

家中の窓を拭く きれいなふきんで拭いて 窓用の薬品で磨く

たまに洗濯物も回してほしいと言われる

ゴミ出しも。各家の庭にだいたいゴミを入れるビンがあるのであらかじめビンの場所を聞いておいて、家の中のゴミ箱は必ずぜんぶ空っぽにする

こんなもんかなぁ

 

だいたいいつも時間が足りなくて最後の方は汗だくで力尽きて泣きそうになりながらバタバタやってる

私は仕事が遅いので言われたことをすべてやりきれなくて何度も怒られました

 

アパートメントだと部屋数も少なくて小さい家が多いので比較的楽ですが、一軒家はいつも面倒です

 

イギリス圏では掃除機のことをフーバーと言うんですが、どの家庭もフーバーの効き目が弱くて、どんなにかけてもゴミを吸わない。。。「あなた階段をフーバーできてないけどどういうことなの?」って言われて、いやーやってんですけどねー、、みたいなことが起きる

 

あまりにもフーバーの威力が弱い家はヘッドを外して小さい吸い口を直接ゴミにあててすぽすぽ吸って対応するんだけどかなり時間がかかる

それに腰を曲げてやるからめっちゃ疲れますねー

 

あとはねぇサーフェスをダスティして!(表面のほこりを落として)って言われます

家具とかデスクとかいろいろダスティしろって言われるけど

みんなどうやってるんだろ?

 

だいたいどこの家もほこり落としみたいなパフパフ器具置いてないし、きたない雑巾しかないから拭けば拭くほど汚くなるんだよね〜

ダスティーしろって言われるのほんとに嫌い

 

 

すごく優しい家に当たると、無理のない時間設定で「ここにおやつとコーヒーあるから好きなの食べて!アレクサで音楽かけてもいいよ!」って言われたり、チップをもらえたりします

でもだいたいは疲れるしこわい人もいるし初見の家は毎回ドキドキしながら訪問します

 

 

なぜこんなリスクの高いバイトをしてるのかというと、GNIB(外国人登録)とかPPSナンバー(日本でいうマイナンバー的な)を持ってなくても働ける貴重なバイトだから!

 

アプリを使うには、パスポートとか身分証を送信するだけで他になんの手続きも必要ないので、わたしみたいにバカな人はGNIBの予約がずっと取れずにお金も尽きて困り果てて死ぬような運命を辿ってしまうのでこういうのに縋るわけです

 

たぶんふつうにちゃんとしてる人は絶対に必要のないバイトだと思うけど、私は結構使いました

 

最初はいろんな家の中身を見れて楽しんでやってた!この家具かわいいなーとか、家族写真見てしあわせそうだなーとか想像したり アイリッシュの家庭の生活感を見れて楽しかった。

大嫌いだった掃除もかなり免疫がついた。掃除の仕方が分かってきたし、ピカピカにする楽しさもなんとなく分かった

 

結果的に人間的に成長した!

 

いろいろ怒られて、バイト代未払いのまま終わったやつとかもある。トラブルも多いからオススメはしないけど、掃除の腕に自信があって、お金がなくて困り果ててる人とかは使うといいとおもう。

 

私は汚いところを掃除する分には辛くないんですが、虫がめちゃくちゃ苦手なのでクモとかハエとかハチとかたくさんいる家はとてもこわかった。ホウキでたたかいました(゚o゚;;

 

あとは単純に家までたどり着けなくて焦ることもある

場所がわからないときはすぐ電話かけましょう

電話番号と住所はあらかじめ教えてもらえます

 

ちなみに時給は自分で設定できます

自分が今までに何回掃除をやったのか、アプリ上でカウントされて数字がお客さんに見られます

数字が大きいほど顧客の数が多いので信頼されやすいです そういう人は自信ありげな時給を提示してます

だいたいは1時間10ユーロちょいもらえます

お客さんがレビューを書くこともあります。良いレビューを書かれると新たにオファーをもらえるきっかけになるので、仲良くなれたお客さんにレビューを依頼しよう!みたいなおススメ情報がいちいちアプリに表示されます

私はそんなおこがましいこと頼めなくてレビューを書かれたことがないです

 

 

いろいろてきとーに書いてスミマセン

ねむい

まぁそんなかんじです

また新たに決まったバイトの話もまた書きます