能町さんに会った

能町みね子と渋谷直角の雑誌にまつわるエトセトラ

本日10/12、テレビ塔特設会場2階で行われたこちらのイベントに参加してきました。私はSNSをこじらせてすべて辞めているのでイベント情報などは能動的に動かなければ何も手に入れることができないのですが、ライブやらイベントやら、私が好きそうなものを見つけるとその都度彼氏が教えてくれて、今回もそのパターンで知ったイベントでした。

 

能町さんは私が生きる上での指針としているような崇拝してやまない人物なのですが、サインをして頂く際に少しお話ができる時間があったにもかかわらず緊張から何の言葉も出てきませんでした。その旨を伝えると、「なんでもいいんですよ。お天気の話題でも、名古屋のおすすめのお店でも。」とおっしゃって下さったので、私はぐちゃぐちゃの頭の中をゼロコンマ2秒くらいで整理させて「大須の角屋さんという串屋、がおすすめです」という言葉をひねり出した。そうしたら「寿司屋さん?」と聞き返されてしまい、「焼き鳥」というワードが緊張でどこかへ行ってしまって数秒考えて「やややきとりやさんです」とようやく言えたところで私と能町さんのトークタイムは終了してしまいました。お話したいことたくさんあったのに、嗚呼なんで結局角屋をおすすめしただけで終わってしまったんだ、という無念な気持ちから「あああっ」と能町さんとの時間を惜しむ感嘆句を短く吐き出して、握手や写真をせがむことも忘れ、もうだめだぁ~~~って感じで終わりました。

 

本当はもっと、私がどれだけ能町さんに影響され、どんなに昔から能町さんのことを追っていたか、私も20代最後の年には坊主にしたいくらい崇拝しているのだということをお伝えしたかったのですが、私には大尊敬する人を目の前にして冷静に言葉を紡ぎだす理性を保つことができなかったため、言いたいことの1ミリも伝えられずに終了したのです。

そもそも私のような赤の他人の自分語りなど聞かせたところで能町さんには何のメリットもない。ふーんで終わる話をだらだらと聞かせて能町さんの時間を奪ってはいけない。そうだ、しかも能町さんは名古屋のことがきっと嫌いだ。前に「名古屋のトイレは全部くさい」とツイートしていたのを見たぞ。たしかに地下鉄のトイレは全部くさい。本当にごめんなさい。一刻も早く東京に帰って原稿を進めたいに違いない、能町さんを引き留めて名古屋にとどまらせてしまってはいけない。サイン会などちゃっちゃと終わらせて引き上げたいはず。

写真だって私みたいな不細工と横に並んだものがデータとして残ってしまったら能町さんが可哀想だ。私がサイン会でできることと言えば能町さんの本を買って少しでも印税を落とし、サインは1秒でも早く手短に切り上げてもらうことだ。そうだ。

これでよかったんだ。私の人生初のサイン会はこれでよかったんだ。能町さんありがとう。だいすきです本当にだうsk¥ふぇいいいい

 

そして渋谷直角さんは、私の彼氏が本を買ってて、私はそれを貸してもらって読んだことがあって(カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生)、サブカルくそ野郎な人間がイタイ目見るような背中がこそばったくなる漫画で最高だなって感じだったんだけど、今回のイベントでも本当におもしろい話をたくさん聞くことができて、文字通り失禁寸前の大興奮な内容だった。まじで終了直後トイレに直行した。(そのせいでサインの列には早く並べなくて、最後尾になった)

 

直角さんは、サインのときに「ドラゴンアッシュまんが道ミスターチルドレンだとどれが好きですか?」と聞いてきて、私は「(ドラゴンアッシュはフェスで見たことあるぐらいでCD1枚も持ってないし、まんが道は・・・藤子不二雄好きだけどAなのかFなのかどちらが書いてるのかもわからないレベルだし、ミスチルも好きだしこの3つの中なら一番知ってるけど、ミスチルなんて言ったらベタすぎて庶民的すぎて普通すぎておもしろくないし、渋谷直角さんとせっかくお話できたのだから少しでもオオッと思われたい・・・ここはまんが道と言うべきか、いや、1ページも読んだことがない漫画を好きです!とか言っちゃだめだ・・・ええい!!!しょうがない!!)ドラゴンアッシュです♪

 

そんな風にして決めたドラゴンアッシュだったのだけど、正直に「どれもあまり知りません」と言えばよかったな。

 

ちなみにそれを聞いた直角さんはサインの横に

「陽はまたのぼり くりかえす」

と一言添えてくださった。ありがとうございます。

Friends put your hands in Air!

 

トーク本編は本当におもしろくっておもしろくってハァァぁ~~ってなった。満たされた。たくさんの著名人と対談されている直角さんのお話は全部おもしろかったし、業界の人に漏れたら直角さん干されちゃうんじゃないかっていうヤバい話も聞けて大変震えた。

お二人の本全部揃えたい。

 

いつかお二人のどちらかがエゴサでこのブログに辿り着き、私の愛を間接的にでも伝えられることができたら・・・と思い、綴りました。はあ。胸がいっぱい。幸せな日でした。

 

 

1つ言えることは、やっぱり、握手してもらえばよかった!!!!!!!!!!

 

終始、そんな余裕などなかった。